前から行ってみたかった大竹市にある「下瀬美術館」に行ってきました。
下瀬美術館は2018年に丸井産業株式会社の創業60周年を機に構想され、2023年3月に開館しました。創業者のコレクションを保存・公開する施設であるとともに展覧会企画等の活動を行って大竹市で日本文化の発展に寄与しようというものです。海岸沿いに建てられており建物の壁は「ミラーガラス・スクリーン」で被われています。建物の周りの景色(海、島、植物など)が反射して写り、ハリーポッターが透明マントをかぶったような、まるで建物がそこに存在しないかのような不思議な雰囲気を造っています。エントランスに入ると木材で作られた芸術品のような柱や天井はとても美しく、アロマのような木の香りがします。建物内はミラーガラスのため半分外の景色が半分は内部が写って見え、広い不思議な空間にいるような感じです。展示室は色とりどりのコンテナ状のブロックに分かれており、移動していろんな配置に出来るようです。外から見てもカラーブロックが水に浮いているような面白い建物です。今日(9月15日)は「敬老の日」なので多くのご老人連れが美術館を訪れていました。気持ちの良い晴天ですが、9月中旬なのに気温が上がっており、暑い中ご苦労様でした。
Comentários