平清盛が開削したといわれる「音戸の瀬戸」
平安時代の末に日宋貿易の新しい航路として1162年に切り開いた海峡で、その工事には10か月の歳月を費やしたと言われます。工事が完成まじかとなったある日、その日のうちに工事を完成させたかった清盛は「あともう少し太陽の日があれば完成できる」と沈んでいく太陽に向かって扇を振って太陽を呼び戻したという「日招き伝説」の場所です。
長さは南北約1000メートル、幅は北口で約200メートル、南口は約80メートルの狭い海峡です。干潮前後の潮の流れは激流を思わせるほど激しく行きかう船舶も押し戻されそうなくらいです。大きな船の走る姿が間近で見られる風景は見ものです。広島・呉・松山フェリーもここを通過するのでデッキから見る潮の流れと通過する赤い第1・第2音戸大橋の眺めも格別なものがあります。道後温泉に行くついでに楽しめますよ。広島市の方たち!温泉旅行のついでに是非どうぞ!
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