3月7日(日)から13日(土)は世界緑内障週間です。緑内障は徐々に視神経が減っていき最終的には失明することがある目の病気です。自覚症状が出たときはすでに末期と言われ、早期発見と早期治療が必要となります。緑内障という病気を広く啓蒙し知っていただくことで注意を促すとともに、すでに緑内障の方に病気の本質を知っていただき、治療を積極的に受けていただくことで失明を少しでも遅らせ、減らすことを目標としています。
当院でも積極的に緑内障治療・手術に関わってきました。新しい術式である「Gonio Scrub」を思いついたのも患者様に負担が少なく積極的に手術を受けてもらえる術式を探していたからでした。
緑内障は原因不明の病気ですが、緑内障の成り立ちと発症を人類の発生と発達、進化を基盤に考えていくと何かつかめそうな気がしています。これからもいろいろな点に疑問を持って「緑内障」に接していきたいと思っています。
当院では3月にクリニックディスプレイ側をグリーンにライトアップします。じかに見れるのは夕刻以降ですが、ライトアップの写真を日本緑内障学会のホームページから世界緑内障週間をクリックして見ることができます。
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