緑内障は世界でも失明率が高い疾患です。気付いた時にはかなり進行していて治療を開始しても失明することがあります。慢性疾患であるためゆっくりと進行し、視野障害や視力障害を自覚することは遅く治療が遅れがちになります。そにため早期発見、早期治療開始が大事となってきます。日本緑内障学会は緑内障の啓蒙活動を行っており、緑内障を持つ方をなるべく発見して治療を開始することで緑内障による失明を少しでも減らせる努力をしています。当院でも多くの緑内障患者様を診察・加療・手術していますが、残念ながら一生涯のうちに失明してしまう方もおられ、とても残念に思っています。
WGWはグリーンライトで緑内障という疾患を知っていただくきっかけを作る活動です。当院も毎年3月はクリニックをグリーンライトで照らし、緑内障という疾患を少しでも皆様に知っていただこうと活動に参加させていただいております。
どんな病気でもそうですが早期発見は病状の予後に大きく関係します。
皆様、眼科検診をしっかりと受けて緑内障の失明率を少しでも減らせるよう頑張っていきましょう!!
Comments