スポーツの日の連休で島根に行ってきました。目的は出雲大社、一畑薬師と由志園。
出雲大社:現在の本殿は延享元年(1744年)に増築されたもので高さは24mあります。社伝によれば太古の時代は出雲大社本殿の高さは96mあったと言われています。本殿の後ろの八雲山が100mですので、昔の本殿がどれくらい高かったか驚かされます。主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神」です。出雲王朝を繁栄させ多くの女神と結婚して薬さんの子供をもうけたことより縁結びの神様として有名です。神話「因幡の素兎🐇」ではサメにやられた兎を助けたことで知られています。神社内にはたくさんの石で作られた兎が置いてありかわいい写真がたくさん撮れます。10月:神無月(旧暦ですが)は出雲大社に全国の神様が集まるため出雲では「神在月」と呼ばれます。出雲の街を回って思ったこと。山に挟まれた広い平野には山から注がれる川からの水路が網の目のように走っていて、たくさんの田畑があります。すぐ西には日本海があり海産物がたくさん獲れます。こうした自然があって出雲の国は繁栄したのだと想像しました。地形が似ている奈良も出雲と同じ理由で農業が盛んで西には瀬戸内海と太平洋があり繁栄したのだと聞いています。
一畑薬師:目のお薬師様として全国的な信仰の広がりを持つ臨済宗妙心寺派の古刹で千百年の歴史ある薬師信仰の総本山です。創開は、平安時代寛平6年、一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな子供が助かったことから、「目の薬師」「子供の無事成長の仏様」として信仰されています。クリニック待合室に心願板札やお守り、絵馬を飾っています。目の手術を受ける患者様の心の助けになればと思います。
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